小学生の「計画的な学習」のための、計画の立て方。
前に記事にした、計画力の本。
これ、実際に計画を立ててみたよ。子どもと一緒に。
上の子(5年生)だけのつもりだったんだけど、上がやることは下もやってみたくなるようで、結局みんなの計画を立てた。
みんないる時に始めたわけではないので、一人ずつ説明したりしなくちゃならなかったから、ちょっと面倒だったけど(^^;)
一番、計画力を付けてほしいのが上の子なので、1人の時にじっくり計画を立てていった。
まず、計画を立てることのメリットを話すんだけど、私がこの本をリビングに置いたままだったので、本の大好きな上の子は勝手にペラペラめくって読んでた。
全部しっかり読んでいたわけではないけれどね。目次とか「はじめに」とか読んでいたら、やってみてもいいかもと思ったのかな。
夏休みや冬休みの予定立ては、宿題だから仕方なくやっている感じだけど、今回は私が誘ってみたら、特に反対することもなくやる気になったみたい。
前にこの本を読み終わった後、本に書かれていたURLから、計画表をダウンロード&印刷して、いつでもできるように準備はしてあったんだ。
それと白い紙を用意する。
まず白い紙に、「毎日やること」と「毎週やること」をリストアップしていく。毎日やることに宿題は入るよね。塾に行ってる子はそれも書いたり。
必ずやらなければならないこと以外にも、やっておいたらいいと思うことを書いていく。例えば漢字の復習とか。
そして、リストアップした中から優先順位を決めつつ、それぞれにどんな内容なのか、必要となる時間はどのくらいかをメモしていく。
ここから、印刷した計画表に書き込んでいくんだ。
まずは固定された時間を書いていく。学校に行っている時間とか、ごはんの時間、お風呂の時間、寝る時間、習い事の時間とか。
そうすると、使える時間が一目でわかるので、今度は優先順位を付けた順に、どこの時間にするかを考えながら表に書く。
推奨されているのは、ごはん前、外出前、帰ってきてすぐ。
外出というのは、学校や習い事などの、出ていく時間が決まっているものね。
タイムリミットがあると集中力が働くからね。
土日の方には、「毎日やること」でなくて「毎週やること」を当てはめる。週末は変動的だったりするから、臨機応変に対応できるようにしておくんだって。
最後に、「お楽しみマップ」っていう、ポイント用のシートを印刷したものを用意して、ごほうびを決めていくの。
300ポイントまでためられるようになっていて、このポイントは、1回につき1ポイントたまる。
宿題が終われば1ポイント、ピアノの練習が終われば1ポイントとかね。
20ポイント、50ポイント、100ポイント、200ポイント、そして300ポイントためたときに、どうするか?
その、ごほうびとなるものを決めておくの。
このポイント制、私は長期休みに使ったことがあるんだけど、結構効果的なんだよね。その時はシートじゃなくて、カードを作ったんだ。
色画用紙で見開きの表紙を作り、中にカード大に切ったコピー用紙を貼ってマス目を書いていた。次の日は更に上に1枚貼って増やしていくんだけど、正直これはちょっと面倒だった(^^;)子どもたちは喜んでたんだけどね。
シートならしばらく使えるから、便利だね♪
こんな風に作った計画表。
本格的に始めたのは昨日からで、作ったばかりだからか、みんな予定を確かめながら勉強とかに取り掛かっていたよ。
そして喜んでポイントを付けてた。
いつまで続くかわからないけど、私も頑張ってサポートしてみよう(^^)
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